第8回 カフェなごみ(11月12日)レポート

雨雲が漂う中、第8回のカフェなごみが開催されました。

本日は駄菓子フェアということで、少し懐かしい駄菓子を各種用意しておもてなししました。

その他にもお馴染の福祉用具の展示もありました。

駄菓子に興味を持ってくれたのはまずは子供たちですが、練飴や酢イカ、キャラメル、カレー煎餅など、自分ではなかなか食べないお菓子にお客様も興味を持ってくださいました。


おみくじ飴はひも付きです。

時には子どもが楽しむお菓子を一緒に味わうのもいいものです。

各机には、「駄菓子フェア」と称して「皆さんにとっての懐かしいお菓子はなんですか?」と書かれた用紙を置かせてもらいました。
ある方は「小さいときは、お菓子なんて買う余裕がなかったからね~」と教えてくださいました。
またある方は酢イカを見て「紙芝居のところで食べた!」と教えてくださいました。
時代の流れの中で生まれた駄菓子屋さんも今では探すほどになってしまいましたが、だからこそ時代を感じる事ができる貴重な場所ですね。

今日も皆さんはそれぞれに作業やリハビリ、ゆっくりカフェを楽しんだりとそれぞれに楽しんでくださっている様子でした。

私も本日はブローチを作るお手伝いをしました。
「目が不自由だから」と制作をためらわれていたお客様も、他のお客様が和気藹々とお話しながら作業する様子を見て、素敵なブローチを作ってくださり、とてもうれしい瞬間でした。

また今日はミニセミナーの前に、来ていただいたお客様のおひとりがハーモニカ演奏をしてくださいました。

お話を伺うと手先が器用で色々な制作もされている方のようでした。
今日は、「ふるさと」「上を向いて歩こう」「365日のマーチ」と3曲の歌を聞かせてくださいました。
お客様も一緒に歌を歌い楽しいひと時となりました。

ミニセミナーは「認知症と生活支援」ということで、作業療法士の入村さんがお話をしてくださいました。

認知症についての基礎的なお話と共に、実際に困ったときの相談の流れや窓口等も紹介してくださり参考になりました。
知っておくだけで、家族や友達、地域の人をちょっと支えるヒントになるというのが認知症についての知識のいいところかと思います。
それを通して人と人とのつながりを感じあえるきっかけにもなるのではないでしょうか。

次回の「カフェなごみ」の開催は12月10日(日)、ミニセミナーは「認知症を食事で予防!」を予定しております。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。