診療目標

  1. 患者第一主義に徹します。
  2. 質の高い検査と診断を実践します。
  3. 画像診断を通じて地域医療の向上に貢献します。

院長あいさつ

 この度、松本満臣前院長の後任を拝命することとなりました藤島基宣と申します。これまで福島や埼玉でPETを含めた画像診断に携わってきました。大学院時代からはアルツハイマー病患者の脳画像の研究にも携わっています。

 CTやMRIなどの画像診断装置や撮像法、画像解析技術は医薬品と同様に日進月歩の分野であり、私が研修医の時代には一般に広まっていなかった装置や撮像技術がすでに商品化され、大学病院のような研究機関だけでなく、市中病院や当院のような画像診断クリニックでも使用可能になっています。それだけに、これらの画像診断装置を用いて現在の放射線診断学におけるスタンダードな検査を行うには高い専門性が必要です。当院では豊富な経験・知識を備えた診療放射線技師が撮像を行い、日本医学放射線学会の放射線診断専門医が画像診断報告書を作成しています。また、現在のスタンダードを実践するため、技師と医師の議論のもとで撮像プロトコルの修正に試行錯誤しながら日々取り組んでいます。加えて、検査を受ける患者さん一人ひとりの特性に合わせた検査を安全に行うため、臨機応変な対応をスタッフ全員で心がけています。
 ほとんどの診療科の現在のスタンダードな診断、あるいは治療効果判定には画像診断が関与していると言っても過言ではないと思います。この関与の度合いは、私が研修医だった頃よりも一層深まっていると実感しています。実際に、経済協力開発機構OECDの統計をみると、国内のCT装置台数は2008年に12420台だったのが2014年に13636台に増加、MR装置台数は2008年に5503台だったのが2014年に6577台に増加しており、国内の一般診療における画像診断の重要性がこの数年においても増していることのあらわれと思われます。当院では、進化を続ける放射線診断学のスタンダードに乗り遅れてはならないとの考えから、3年前にオランダPhilips社のMR装置を、昨年に米国GE社のCT装置を相次いで新規導入いたしました。

 スタンダードという言葉を複数回書かせていただきましたが、医療におけるスタンダードという言葉は「並み」という意味ではなく、「現状の医学での最善」であると私はかつての指導者の先生方から教わりました。これまでと同様に、地域に根ざし、検査をご依頼くださる先生と検査を受ける患者さんから信頼いただけるように、スタンダードを追求し続けたいと思います。さらなるご指導・ご鞭撻をお願いいたします。

 

主要論文(筆頭著者/責任著者): Fujishima et al. (2014) Mild cognitive impairment, poor episodic memory, and late-life depression are associated with cerebral cortical thinning and increased white matter hyperintensities. Frontiers in aging neuroscience 6, 306. https://dx.doi.org/10.3389/fnagi.2014.00306

Fujishima et al. (2017) Sample Size Estimation for Alzheimer’s Disease Trials from Japanese ADNI Serial Magnetic Resonance Imaging. Journal of Alzheimer’s Disease 56 (1), 75-88. https://dx.doi.org/10.3233%2FJAD-160621

Google Scholarリンク: https://scholar.google.co.jp/citations?user=mh0iW2cAAAAJ