グループ代表ごあいさつ

理事長 西松輝高

理事長 西松 輝高

 昭和57年9月、脳神経外科専門医不在の沼田保健医療圏において、急性期から在宅まで全人的に関わる医療(介護福祉)組織を設立することを夢に描きながら、「御殿桜」で名な沼田城址公園前に開業したときのことが昨日の出来事のように思い出されます。
 わずか数人のスタッフで産声を上げた輝城会グループも、現在では4法人、サテライトを含め21事業所、従業員1,000名あまりを擁する企業グループへと成長を遂げました。
 また、来年には社会福祉法人なごみの杜が、沼田市本町通りの再開発区域内に看護小規模多機能型居宅を含む複合施設をオープンさせるとともに、利根沼田の社会医療法人輝城会と吾妻・前橋の医療法人社団高仁会を合併し、県北部から県央地区まで視野に入れた効率的かつ効果的な法人運営を実現させます。

 開業当初より私が一貫して掲げてきた基本理念は、「常に良質な、最新の医療(介護福祉)を、迅速かつ廉価に提供し続ける。」ですが、一方で、常日頃私から職員に対して口酸っぱく言い続けていることがあり ますので、ここにあらためて揚げてみます。
 「法令遵守を徹底すること。」、「先手必勝で、常に新しいことにチャレンジすること。」、「世のため人のために努力すること。」、「楽をしてお金を儲けよう、既得権に安住しようという考えは許されないこと。」、「組織の永続性を保つため皆で知恵を出し合うこと。」の5項目です。
 私は、この5項目を職員が貫き通すことによって、基本理念が具現化されると考えています。
 「良質な」医療(介護福祉)の提供には「法令遵守」が大前提であり、「最新の」医療(介護福祉)の提供には「新しいことへのチャレンジ」が必須であり、「迅速かつ廉価に」提供するためには「世のため人ために努力する」職員の育成と、「楽をしたい、ライセンスに安住したい」職員の意識改革が必要となります。そして、これらを経た上で「提供し続ける」ことは、「職員の連帯」が導く「組織の永続」を実現させなければ成し得ないものです。
 一見、職員に厳しさだけを求めているようにも取れるこれらの言葉は、今後2025年、2040年に向け、病床再編(削減)に代表される効率化と機能分化の波が押し寄せる医療(介護福祉)業界において、職員が知恵と勇気を出し合って地域の患者(利用者)さんの健康と健やかな暮らしを守り抜くことが、結果的に自分と家族を守ることにも繋がると確信して止まない私から、職員に向けた「エール」であり、また、地域の患者(利用者)さんに向けた輝城会グループの「決意表明」でもあります。

 輝城会グループでは、すべての職員が基本理念を正しく理解し、今後も私が発信し続ける5項目を受け継いでくれることで、職員一人一人から組織全体に、最終的には地域の患者(利用者)さんお一人お一人から地域全体に、穏やかで幸福な未来が訪れることを信じ、これからも日々笑顔で、新たなチャレンジを続けていくことをお誓いします。